2020年01月09日
消しゴムはんこ年賀状2020
今年の消しゴムはんこ年賀状はサッカー熱が飛び火してこんな感じとなりました。
本当はねずみ11匹にしたかったのですが、例年通り取り掛かりが遅すぎてそんなに作れるわけがなく…

ご覧の通り、仕上がりはここ数年どんどん地味にシンプルになってきていますね。
今回初めてデザインカッターを用いて彫ってみたのですが、長年100円カッターを愛用してきた代償なのか、さっぱり使いこなせずに終わりました。
もともと彫り方が雑で切り口がきれいじゃないのに今回は輪を掛けてガタガタになってしまいました…もっと道具の使い方を学ばなければ…
サガン鳥栖のチームカラーということで、配色は基本的に水色×ピンクにしてみました。

数枚は色を変えて日本代表風に見立てたものも。
今の代表は迷彩ユニフォームになってしまったので最早全然違うのですが…まぁこういうのは言ったもの勝ちなので…きっと皆さんの目にはもう日本代表にしか見えなくなってきているかと思います笑。

年賀状製作に時間が取れず、もう消しゴムはんこに拘るの止めようかなーと思いつつも、何だかんだで毎年作っているのはこのブログがあるからかもしれません。
****************************************************************
消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
【伝統文化の交流プラザ「有田館」】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-41-1300
本当はねずみ11匹にしたかったのですが、例年通り取り掛かりが遅すぎてそんなに作れるわけがなく…

ご覧の通り、仕上がりはここ数年どんどん
今回初めてデザインカッターを用いて彫ってみたのですが、長年100円カッターを愛用してきた代償なのか、さっぱり使いこなせずに終わりました。
もともと彫り方が雑で切り口がきれいじゃないのに今回は輪を掛けてガタガタになってしまいました…もっと道具の使い方を学ばなければ…
サガン鳥栖のチームカラーということで、配色は基本的に水色×ピンクにしてみました。

数枚は色を変えて日本代表風に見立てたものも。
今の代表は迷彩ユニフォームになってしまったので最早全然違うのですが…まぁこういうのは言ったもの勝ちなので…きっと皆さんの目にはもう日本代表にしか見えなくなってきているかと思います笑。

年賀状製作に時間が取れず、もう消しゴムはんこに拘るの止めようかなーと思いつつも、何だかんだで毎年作っているのはこのブログがあるからかもしれません。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
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【藍土】
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〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-41-1300
2019年01月14日
消しゴムはんこ年賀状2019
年が明けて早2週間。
新年のご挨拶をするには大分出遅れましたが、あけましておめでとうございます。

さて。早速ですが今年の消しゴムはんこ年賀状です。
昨年12月は例年以上に余裕がなく、消しゴムはんこ年賀は断念しようかという考えもよぎりましたが、やっぱり何かしら作りたいという思いが捨て切れず意地と根性で作成。
2018年版は配色を変えてみたり押し方を変えてみたりと遊びながら作れたのに対して、今回はそんなことすら試せずに終わりました。
そもそも材料となる消しゴム自体が手元にあまり在庫がないという状態で、切れ端の消しゴムで何かできないかなーと考えた結果、小さなうり坊と合わせ技の門松を作ることに。
謹賀新年の文字と梅の花は以前作ったものを活用。
文字については、今年こそは一新させたくて一応作ってみたのがあったのですが、完成したらちっとも気に入らなかったんです…やっぱり焦ってやっつけで作るものはいまいちですね。
まぁそんなこんなでバタバタの中の製作となりましたが、とりあえず一部の方々には今年も消しゴムはんこ年賀を出せたのでよかったです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
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【藍土】
〒844-0005
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【伝統文化の交流プラザ「有田館」】
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TEL:0955-41-1300
新年のご挨拶をするには大分出遅れましたが、あけましておめでとうございます。

さて。早速ですが今年の消しゴムはんこ年賀状です。
昨年12月は例年以上に余裕がなく、消しゴムはんこ年賀は断念しようかという考えもよぎりましたが、やっぱり何かしら作りたいという思いが捨て切れず意地と根性で作成。
2018年版は配色を変えてみたり押し方を変えてみたりと遊びながら作れたのに対して、今回はそんなことすら試せずに終わりました。
そもそも材料となる消しゴム自体が手元にあまり在庫がないという状態で、切れ端の消しゴムで何かできないかなーと考えた結果、小さなうり坊と合わせ技の門松を作ることに。
謹賀新年の文字と梅の花は以前作ったものを活用。
文字については、今年こそは一新させたくて一応作ってみたのがあったのですが、完成したらちっとも気に入らなかったんです…やっぱり焦ってやっつけで作るものはいまいちですね。
まぁそんなこんなでバタバタの中の製作となりましたが、とりあえず一部の方々には今年も消しゴムはんこ年賀を出せたのでよかったです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
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2018年01月08日
消しゴムはんこ年賀状2018
戌年ということで、今年の年賀状はこんな仕上がりとなりました。
以前飼っていた愛犬をモデルに、消しゴムはんこで製作したものです。

我家のわんこはヨークシャーテリアでしたが、
母の好みでずっと短髪にしていました。
ヨークシャーテリアにしては大柄で足が長く、
目鼻立ちもはっきりとした顔立ちの子で、とても可愛かったんですよ。
実際の毛色はシルバーだったので、色味は違うものの
顔や雰囲気はまぁまぁ似せることができたのではないかと思っています。
一応シルバーバージョンも試しに作ってみましたが、
黒色にした目鼻だけが目立ってしまい、少しちぐはぐな印象が出たことからボツにしました。

こちらは色違いバージョン。
少し色味を変えるだけで違った雰囲気になるのが消しゴムはんこの面白いところで、
毎回マイナーチェンジしながら押しています。

縦バージョンも作りました。
これはメッセージを書くスペースも確保できたところがよかったです。
横バージョンも梅の花いっぱいで華やかさが出て、気に入っているのですが、
手書きで文字を入れた途端に、全体の完成度が損なわれ、
可愛らしさが半減してしまったという反省があります。
でもこんなふうに同じはんこを使って変化を楽しめるから
消しゴムはんこはやっぱり面白いなと思います。
今回はとりあえず愛犬をモチーフにするということしか決めていなくて、
全体像が固まっていない状態で作り始めたんですけど、
見切り発車しても押しているうちに落としどころが見つかるところがいいですね。

なお、見切り発車バージョンがこちら。
何となく押してみただけの一枚で、THE 普通。
ちょっと芸がないかなぁと思って、こちらはこの一枚だけに終わりました。
でも、スタンダードなぶんメッセージはいちばん書き込みやすかったです。
わんこにいくつか吹き出しつけて喋らせたりもして。
たくさん書き込みしたい場合なんかだと、やはり使いやすい形ではありますね。
ちなみに、犬と梅の花のはんこは今回新調したものですが、
葉っぱは有田町ポストカード「磁器製からくり人形」で使ったものを再利用しただけだし、
謹賀新年のはんこにおいては数年前に作って以来、
ほぼ毎年のように使いまわしているほどです。
あまりにも使っているため見かねて昨年は違うものを作りましたが、
縦でも横でも少々曲がって押してしまっても味の出るフォントが使いやすくて
すごく気に入っており、今年も採用してしまいました。
ただ、実をいうと今年は消しゴムはんこ年賀を出せたのは十数人ほどだけでした。
製作する時間がなかなか取れなかったことに加え、
仕事関係で出さねばならない枚数が増えたことから、
止むを得ず無料テンプレートをダウンロードして印刷し、
多くはそれで済ませてしまったという…面目ないです。
それにしても、初めて利用した無料テンプレートは
選んだものを印刷して一言書くだけで済むのでかなりの時短になりました。
あまりにらくちんすぎて、すべてをそれで済ませてしまいたくなりそうでしたが、
ブログのネタのためにも踏み留まり、
日頃から交流のあった人たちを中心に選抜した相手にだけ
消しゴムはんこ年賀をお送りしました。
来年分は早めに製作に取り掛かってなるべく多くの人にお届けしたいです。
****************************************************************
有田焼創業400年であった2016年に
消しゴムはんこで有田町ポストカードを作りました。
下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
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〒844-0005
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以前飼っていた愛犬をモデルに、消しゴムはんこで製作したものです。
我家のわんこはヨークシャーテリアでしたが、
母の好みでずっと短髪にしていました。
ヨークシャーテリアにしては大柄で足が長く、
目鼻立ちもはっきりとした顔立ちの子で、とても可愛かったんですよ。
実際の毛色はシルバーだったので、色味は違うものの
顔や雰囲気はまぁまぁ似せることができたのではないかと思っています。
一応シルバーバージョンも試しに作ってみましたが、
黒色にした目鼻だけが目立ってしまい、少しちぐはぐな印象が出たことからボツにしました。
こちらは色違いバージョン。
少し色味を変えるだけで違った雰囲気になるのが消しゴムはんこの面白いところで、
毎回マイナーチェンジしながら押しています。
縦バージョンも作りました。
これはメッセージを書くスペースも確保できたところがよかったです。
横バージョンも梅の花いっぱいで華やかさが出て、気に入っているのですが、
手書きで文字を入れた途端に、全体の完成度が損なわれ、
可愛らしさが半減してしまったという反省があります。
でもこんなふうに同じはんこを使って変化を楽しめるから
消しゴムはんこはやっぱり面白いなと思います。
今回はとりあえず愛犬をモチーフにするということしか決めていなくて、
全体像が固まっていない状態で作り始めたんですけど、
見切り発車しても押しているうちに落としどころが見つかるところがいいですね。
なお、見切り発車バージョンがこちら。
何となく押してみただけの一枚で、THE 普通。
ちょっと芸がないかなぁと思って、こちらはこの一枚だけに終わりました。
でも、スタンダードなぶんメッセージはいちばん書き込みやすかったです。
わんこにいくつか吹き出しつけて喋らせたりもして。
たくさん書き込みしたい場合なんかだと、やはり使いやすい形ではありますね。
ちなみに、犬と梅の花のはんこは今回新調したものですが、
葉っぱは有田町ポストカード「磁器製からくり人形」で使ったものを再利用しただけだし、
謹賀新年のはんこにおいては数年前に作って以来、
ほぼ毎年のように使いまわしているほどです。
あまりにも使っているため見かねて昨年は違うものを作りましたが、
縦でも横でも少々曲がって押してしまっても味の出るフォントが使いやすくて
すごく気に入っており、今年も採用してしまいました。
ただ、実をいうと今年は消しゴムはんこ年賀を出せたのは十数人ほどだけでした。
製作する時間がなかなか取れなかったことに加え、
仕事関係で出さねばならない枚数が増えたことから、
止むを得ず無料テンプレートをダウンロードして印刷し、
多くはそれで済ませてしまったという…面目ないです。
それにしても、初めて利用した無料テンプレートは
選んだものを印刷して一言書くだけで済むのでかなりの時短になりました。
あまりにらくちんすぎて、すべてをそれで済ませてしまいたくなりそうでしたが、
ブログのネタのためにも踏み留まり、
日頃から交流のあった人たちを中心に選抜した相手にだけ
消しゴムはんこ年賀をお送りしました。
来年分は早めに製作に取り掛かってなるべく多くの人にお届けしたいです。
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有田焼創業400年であった2016年に
消しゴムはんこで有田町ポストカードを作りました。
下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
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〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-41-1300
2017年11月29日
窯元の煙突に今年も登場!あわてんぼうのサンタクロース
5日間に渡って開催された「第13回秋の有田陶磁器まつり」終了しました。
まずは、この機に有田町にお越し下さった皆様へありがとうございました。
今年は大公孫樹以外の紅葉スポットの色づきが今一つだったり、
風が冷たく散策するにはちょっとつらい日もありましたが、
多くの方がやきものめぐりを楽しんでいる様子を拝見できて嬉しかったです。
私も今年は2回遊びに出掛けてきました。
1回目は前回の記事に書いた通り。
そして、2回目は最終日にこちらへ行ってきました。

毎年秋が深まってくる頃にサンタクロースがたくさん現れる黒牟田・応法地区。
多くの窯元の煙突が立ち並ぶ有田ならではの風景を活かそうという
地元の若手窯業関係者グループ発案の企画で、
この時季になると窯元の煙突にたくさんのサンタクロースの人形が設置されるんです。

そんな風景を模ったのが「窯元の煙突とサンタ」と題したポストカード。
単なる有田旅の記念だけに留まらず、
クリスマスカードとしても使いやすいからか、7種類の中でも特に人気のある1枚です。
そして何を隠そう、このポストカードのイメージとなったのが
こちらの瑞峰窯の煙突の風景だったりします。

こうして改めて写真を撮ってきて並べてみると全然違うなという気もしますけど…
でも製作時の私がざっくりと思い描いていたのはこの風景だったんですよね。

せっかくなので展示場にもお邪魔して、いろいろと商品を見せていただきました。
クリスマスバージョンの鳥獣戯画の絵柄のカップやお皿が可愛かったのですが、購入はせず…
次へ向かおうと挨拶をして店内を出ようとしたところ、
なんとお土産の品をいただきました。

豆皿です。
お買い物してもしなくても、来てくれたお客様にプレゼントとして
毎年いくつか用意しているんですって。
しかも、その中から好きなものを自分で選ぶことができるという…
もう少し深さのある小鉢っぽい形のものと迷って、結局こちらにしました。
まさか買い物していなくてもいただけるなんて、思いがけずとても嬉しかったです。
早速アクセサリー置きとして使っています。
生成りっぽい白色で、平たくも程よい深さのある石鹸ホルダーのような形が可愛いです。

窯の名が記された煙突が印象的な利休窯にもサンタクロース。
てっぺんまで辿り着いていないところがポストカードのサンタと同じで親近感を感じます。

利休窯では、お茶とごどうふのおもてなしをいただきました。
ごどうふとはにがりの代わりに葛やでんぷんを混ぜて作られる、
もちっとした食感が特徴のお豆腐です。
散策の途中でこうしたおもてなしを受けられるのも、
“食と器でおもてなし”をキャッチコピーに掲げる
「秋の有田陶磁器まつり」ならではの楽しみの一つですね。
ごちそうさまでした。

今年の「秋の有田陶磁器まつり」は終わってしまいましたが、
あわてんぼうのサンタクロースたちは
クリスマス当日の12月25日まで有田町に滞在するそうですよ。
私が今回出会ったサンタさん以外にもたくさん煙突をよじ登っていますので、
皆様も是非探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
「有田×サンタプロジェクト」Facebook
****************************************************************
有田焼創業400年であった2016年に
消しゴムはんこで有田町ポストカードを作りました。
下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
【伝統文化の交流プラザ「有田館」】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-41-1300
まずは、この機に有田町にお越し下さった皆様へありがとうございました。
今年は大公孫樹以外の紅葉スポットの色づきが今一つだったり、
風が冷たく散策するにはちょっとつらい日もありましたが、
多くの方がやきものめぐりを楽しんでいる様子を拝見できて嬉しかったです。
私も今年は2回遊びに出掛けてきました。
1回目は前回の記事に書いた通り。
そして、2回目は最終日にこちらへ行ってきました。
毎年秋が深まってくる頃にサンタクロースがたくさん現れる黒牟田・応法地区。
多くの窯元の煙突が立ち並ぶ有田ならではの風景を活かそうという
地元の若手窯業関係者グループ発案の企画で、
この時季になると窯元の煙突にたくさんのサンタクロースの人形が設置されるんです。
そんな風景を模ったのが「窯元の煙突とサンタ」と題したポストカード。
単なる有田旅の記念だけに留まらず、
クリスマスカードとしても使いやすいからか、7種類の中でも特に人気のある1枚です。
そして何を隠そう、このポストカードのイメージとなったのが
こちらの瑞峰窯の煙突の風景だったりします。
こうして改めて写真を撮ってきて並べてみると全然違うなという気もしますけど…
でも製作時の私がざっくりと思い描いていたのはこの風景だったんですよね。
せっかくなので展示場にもお邪魔して、いろいろと商品を見せていただきました。
クリスマスバージョンの鳥獣戯画の絵柄のカップやお皿が可愛かったのですが、購入はせず…
次へ向かおうと挨拶をして店内を出ようとしたところ、
なんとお土産の品をいただきました。
豆皿です。
お買い物してもしなくても、来てくれたお客様にプレゼントとして
毎年いくつか用意しているんですって。
しかも、その中から好きなものを自分で選ぶことができるという…
もう少し深さのある小鉢っぽい形のものと迷って、結局こちらにしました。
まさか買い物していなくてもいただけるなんて、思いがけずとても嬉しかったです。
早速アクセサリー置きとして使っています。
生成りっぽい白色で、平たくも程よい深さのある石鹸ホルダーのような形が可愛いです。
窯の名が記された煙突が印象的な利休窯にもサンタクロース。
てっぺんまで辿り着いていないところがポストカードのサンタと同じで親近感を感じます。
利休窯では、お茶とごどうふのおもてなしをいただきました。
ごどうふとはにがりの代わりに葛やでんぷんを混ぜて作られる、
もちっとした食感が特徴のお豆腐です。
散策の途中でこうしたおもてなしを受けられるのも、
“食と器でおもてなし”をキャッチコピーに掲げる
「秋の有田陶磁器まつり」ならではの楽しみの一つですね。
ごちそうさまでした。
今年の「秋の有田陶磁器まつり」は終わってしまいましたが、
あわてんぼうのサンタクロースたちは
クリスマス当日の12月25日まで有田町に滞在するそうですよ。
私が今回出会ったサンタさん以外にもたくさん煙突をよじ登っていますので、
皆様も是非探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
「有田×サンタプロジェクト」Facebook
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有田焼創業400年であった2016年に
消しゴムはんこで有田町ポストカードを作りました。
下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
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2017年10月09日
結婚披露宴のワンシーンでも出会える有田
またもや前回の更新から1ヶ月以上も経過してしまいました。
すみません…お久しぶりです。
先月の台風が過ぎた頃からだいぶ秋めいてきたように感じていましたが、
この3連休は季節が戻ったような気候でしたね。
とはいえその暑さはやはり真夏ほどでないし、
やはり連休が天気に恵まれるのは嬉しいです。

そんな中、私はといいますと、
高校時代の友人の結婚披露宴へ出席してきました。
新婦のいつもに増して美しく幸せそうな姿を見られたことはもちろん、
旧友たちと久しぶりにいろいろとお喋りできたことも嬉しかったです。

ところで、新婦が有田町出身なのですが、
なんと中座の際にご家族で皿踊りを披露してくれました。
通常は両手に陶磁器の小皿を持って打ち鳴らしながら踊るところ、
さすがにそこまでは用意されていなかったようですが、
ばっちり踊って出席者の皆様に有田をPRされていました。
そんな皿踊りパレードが行われる有田皿山まつりが今月22日に開催されます。
やきものの里である有田らしさが楽しめる、見応え十分のお祭りです。
そういえば、私も皿踊りのポストカードを制作し販売しています。

是非10月22日は有田皿山まつりへお越しいただき、
お土産に1枚いかがでしょうか?
どうぞこの機会にお買い求め下さい!よろしくお願いいたします!
実をいうと、結婚披露宴に出席した際に
このブログを親友がかなりの頻度でチェックしているらしいことが発覚し、
有田も消しゴムはんこも関係なくていいから何か更新せねば…
と思って結婚式の話を取り上げることにしたのですが、
書き始めたら意外と上手いこと両方絡めることができました…やったーやればできる笑。
新婦と親友に感謝!
****************************************************************
有田焼創業400年であった2016年に
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TEL:0955-41-1300
すみません…お久しぶりです。
先月の台風が過ぎた頃からだいぶ秋めいてきたように感じていましたが、
この3連休は季節が戻ったような気候でしたね。
とはいえその暑さはやはり真夏ほどでないし、
やはり連休が天気に恵まれるのは嬉しいです。
そんな中、私はといいますと、
高校時代の友人の結婚披露宴へ出席してきました。
新婦のいつもに増して美しく幸せそうな姿を見られたことはもちろん、
旧友たちと久しぶりにいろいろとお喋りできたことも嬉しかったです。
ところで、新婦が有田町出身なのですが、
なんと中座の際にご家族で皿踊りを披露してくれました。
通常は両手に陶磁器の小皿を持って打ち鳴らしながら踊るところ、
さすがにそこまでは用意されていなかったようですが、
ばっちり踊って出席者の皆様に有田をPRされていました。
そんな皿踊りパレードが行われる有田皿山まつりが今月22日に開催されます。
やきものの里である有田らしさが楽しめる、見応え十分のお祭りです。
そういえば、私も皿踊りのポストカードを制作し販売しています。
是非10月22日は有田皿山まつりへお越しいただき、
お土産に1枚いかがでしょうか?
どうぞこの機会にお買い求め下さい!よろしくお願いいたします!
実をいうと、結婚披露宴に出席した際に
このブログを親友がかなりの頻度でチェックしているらしいことが発覚し、
有田も消しゴムはんこも関係なくていいから何か更新せねば…
と思って結婚式の話を取り上げることにしたのですが、
書き始めたら意外と上手いこと両方絡めることができました…やったーやればできる笑。
新婦と親友に感謝!
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有田焼創業400年であった2016年に
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2017年06月26日
有田焼の小皿はんこ
ブログの説明文に「消しゴムはんこで巡る佐賀県有田町」と掲げておきながら
消しゴムはんこが近頃ちっとも登場しないのはいかがなものか。
というわけで実は少し前に久しぶりに消しゴムはんこを彫っていました。

有田焼の小皿をイメージして作ってみたのですが、いかがでしょうか。
本当は3種類のはんこを制作したかったところ、
2種類を完成させるだけでその日は力尽きてしまいました。
こういうのを作りたいな~というイメージはいろいろあっても
実際に形にするのは難しくて思い通りにいかないことも多々ありますね。
現在販売中のポストカードの在庫がまだまだあるし、
今のところ新たな商品化の予定はありませんが、
とりあえずこの2種のはんこでポストカードにするならこんな感じかなぁと。
押し方や色を変えるとまた違った雰囲気が出せそうな点が
消しゴムはんこの面白いところです。
ちなみに、このポストカードはというと、
以前の職場でたいへんお世話になった先輩へお便りとして出しました。
メールやLINEでのやり取りも便利で楽しいですが、
ふいに手紙や葉書を出すと喜ばれて自分も嬉しくなりますね。
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消しゴムはんこが近頃ちっとも登場しないのはいかがなものか。
というわけで実は少し前に久しぶりに消しゴムはんこを彫っていました。
有田焼の小皿をイメージして作ってみたのですが、いかがでしょうか。
本当は3種類のはんこを制作したかったところ、
2種類を完成させるだけでその日は力尽きてしまいました。
こういうのを作りたいな~というイメージはいろいろあっても
実際に形にするのは難しくて思い通りにいかないことも多々ありますね。
現在販売中のポストカードの在庫がまだまだあるし、
今のところ新たな商品化の予定はありませんが、
とりあえずこの2種のはんこでポストカードにするならこんな感じかなぁと。
押し方や色を変えるとまた違った雰囲気が出せそうな点が
消しゴムはんこの面白いところです。
ちなみに、このポストカードはというと、
以前の職場でたいへんお世話になった先輩へお便りとして出しました。
メールやLINEでのやり取りも便利で楽しいですが、
ふいに手紙や葉書を出すと喜ばれて自分も嬉しくなりますね。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の3店舗にて販売しています。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
【伝統文化の交流プラザ「有田館」】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
TEL:0955-41-1300
2017年04月29日
窯元の煙突とサンタ
おはようございます。
ついに本日より第114回有田陶器市が開幕します!
お天気も晴天で、町歩きすると気持ちのいい一日となりそうです。

※今年の写真ではありません
本日9:30~10:00には、メインストリートにて
佐賀県警音楽隊によるオープニングパレードも行われるそうですよ。
さて、陶器市が始まる前に、と思っていたポストカードの紹介ですが、
とうとう7種類目は間に合いませんでした…
すっかり季節外れになりますが、最後の1枚はこちら。

「窯元の煙突とサンタ」です。
有田町の黒牟田・応法地区では、
秋が深まってくる頃になると窯元の煙突にサンタクロースがやってくるんです。
多くの窯元の煙突が立ち並ぶ有田ならではの風景を活かそうと、
地元の若手窯業関係者のグループによって
「有田×サンタプロジェクト」と題して発案された企画で、
窯元の煙突にたくさんのサンタクロースの人形が設置されます。

※有田観光協会より提供「秋の有田」写真コンテスト受賞作品の1枚
2011年から始まり、すっかり有田の冬の風物詩となった
この地域の風景をポストカードに模りました。
実際のサンタクロースたちは煙突によって様々なポーズをしているんですけどね。
とても可愛らしいので、
冬になったら是非皆様にもその様子を実際にご覧いただきたいです。
そんな黒牟田・応法地区、
メインストリートからは少し離れていますが、
有田陶器市の期間中は「黒牟田応法窯元市」が開催されています。
おすすめは、各窯元が制作した器に盛りつけられた陶彩弁当や陶彩スイーツ。
窯元のお座敷でゆっくりお召し上がりいただける上に、
食べ終わった後の器はお持ち帰りができるんです。お得!
あと、瑞峰窯のお座敷から見えるお庭がとてもきれいです。
黒牟田・応法地区は山々に囲まれており、散策するのも気持ちがいいですよ。
是非遊びに出掛けてみて下さいね。
第114回有田陶器市もたくさんの方のご来場をお待ちしています!
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
※有田陶器市期間中は、都合により
かねふる 古田商店での販売を休止することとなりました。
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
ついに本日より第114回有田陶器市が開幕します!
お天気も晴天で、町歩きすると気持ちのいい一日となりそうです。
※今年の写真ではありません
本日9:30~10:00には、メインストリートにて
佐賀県警音楽隊によるオープニングパレードも行われるそうですよ。
さて、陶器市が始まる前に、と思っていたポストカードの紹介ですが、
とうとう7種類目は間に合いませんでした…
すっかり季節外れになりますが、最後の1枚はこちら。
「窯元の煙突とサンタ」です。
有田町の黒牟田・応法地区では、
秋が深まってくる頃になると窯元の煙突にサンタクロースがやってくるんです。
多くの窯元の煙突が立ち並ぶ有田ならではの風景を活かそうと、
地元の若手窯業関係者のグループによって
「有田×サンタプロジェクト」と題して発案された企画で、
窯元の煙突にたくさんのサンタクロースの人形が設置されます。

※有田観光協会より提供「秋の有田」写真コンテスト受賞作品の1枚
2011年から始まり、すっかり有田の冬の風物詩となった
この地域の風景をポストカードに模りました。
実際のサンタクロースたちは煙突によって様々なポーズをしているんですけどね。
とても可愛らしいので、
冬になったら是非皆様にもその様子を実際にご覧いただきたいです。
そんな黒牟田・応法地区、
メインストリートからは少し離れていますが、
有田陶器市の期間中は「黒牟田応法窯元市」が開催されています。
おすすめは、各窯元が制作した器に盛りつけられた陶彩弁当や陶彩スイーツ。
窯元のお座敷でゆっくりお召し上がりいただける上に、
食べ終わった後の器はお持ち帰りができるんです。お得!
あと、瑞峰窯のお座敷から見えるお庭がとてもきれいです。
黒牟田・応法地区は山々に囲まれており、散策するのも気持ちがいいですよ。
是非遊びに出掛けてみて下さいね。
第114回有田陶器市もたくさんの方のご来場をお待ちしています!
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
※有田陶器市期間中は、都合により
かねふる 古田商店での販売を休止することとなりました。
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
2017年04月28日
泉山弁財天の大公孫樹
第114回有田陶器市の開催が明日に迫ってまいりました。
町中の準備もいよいよ大詰めという感じでしたよ。
有田町ポストカードを消しゴムはんこで作ろうと決めた際、
絶対に形にしたいとまず思い浮かべたのがこちらの風景でした。

泉山弁財天の大公孫樹(おおいちょう)です。
樹齢約1000年、高さ40mのイチョウの巨木で、
国の天然記念物に指定されています。
11月下旬になると黄金色に色づき、
圧倒的な存在感で訪れた人々を魅了しています。
ただ、この写真は見頃よりちょっと早い時期のもの。
何故か昼間の大公孫樹の写真は、
これぞというものを持ち合わせていなかったという…
その代わり、ライトアップされた大公孫樹の夜の写真で
ちょうどいいのを持っていました。

先の写真と同じ年(2014年)のものなのですが、
あれから10日後でこれほどまで見事な姿を見せてくれました。
見頃を迎えたこの年の大公孫樹は例年に増して本当に美しかったです。
そして、この大公孫樹の写真を参考に制作したポストカードがこちら。

これは、はんこを彫るよりも押すのに苦労しました。
イチョウの葉以外は、葉書サイズの消しゴム1枚を使っているのですが、
手前のトンバイ塀を専用のペンで色分けする間に
幹部分のインクがどんどん乾いていってしまい、
なかなか上手に仕上げられなかったんです。
でも、そのお陰で幹部分に色ムラが出てきて、
はんこ特有のベタっとした感じではなく、
水彩画に近いような質感になってくれました。
怪我の功名というやつでしょうか。
何にせよ、もう二度と同じように色は出せないだろうと思っています。
そういうわけで、自分にとっては
7種類の中でもより思い入れがある1枚だったりします。
是非とも多くの方に実物をご覧いただきたい…!という気持ちでいっぱいです。
ちなみに、イチョウは火に対して強いらしく、
この大公孫樹は、文政11年(1828年)に有田を襲った大火の際、
根元にあった家屋を焼失から守ったという逸話もあるんですよ。
ちょっと季節外れの話題となりましたが、
新緑の大公孫樹も一味違った良さが感じられますので、
有田陶器市にお越しになる方々はどうぞ立ち寄ってみて下さいね。
もちろん大公孫樹周辺でもやきもの販売は行われていますよ。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
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TEL:0955-42-3215
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町中の準備もいよいよ大詰めという感じでしたよ。
有田町ポストカードを消しゴムはんこで作ろうと決めた際、
絶対に形にしたいとまず思い浮かべたのがこちらの風景でした。
泉山弁財天の大公孫樹(おおいちょう)です。
樹齢約1000年、高さ40mのイチョウの巨木で、
国の天然記念物に指定されています。
11月下旬になると黄金色に色づき、
圧倒的な存在感で訪れた人々を魅了しています。
ただ、この写真は見頃よりちょっと早い時期のもの。
何故か昼間の大公孫樹の写真は、
これぞというものを持ち合わせていなかったという…
その代わり、ライトアップされた大公孫樹の夜の写真で
ちょうどいいのを持っていました。
先の写真と同じ年(2014年)のものなのですが、
あれから10日後でこれほどまで見事な姿を見せてくれました。
見頃を迎えたこの年の大公孫樹は例年に増して本当に美しかったです。
そして、この大公孫樹の写真を参考に制作したポストカードがこちら。
これは、はんこを彫るよりも押すのに苦労しました。
イチョウの葉以外は、葉書サイズの消しゴム1枚を使っているのですが、
手前のトンバイ塀を専用のペンで色分けする間に
幹部分のインクがどんどん乾いていってしまい、
なかなか上手に仕上げられなかったんです。
でも、そのお陰で幹部分に色ムラが出てきて、
はんこ特有のベタっとした感じではなく、
水彩画に近いような質感になってくれました。
怪我の功名というやつでしょうか。
何にせよ、もう二度と同じように色は出せないだろうと思っています。
そういうわけで、自分にとっては
7種類の中でもより思い入れがある1枚だったりします。
是非とも多くの方に実物をご覧いただきたい…!という気持ちでいっぱいです。
ちなみに、イチョウは火に対して強いらしく、
この大公孫樹は、文政11年(1828年)に有田を襲った大火の際、
根元にあった家屋を焼失から守ったという逸話もあるんですよ。
ちょっと季節外れの話題となりましたが、
新緑の大公孫樹も一味違った良さが感じられますので、
有田陶器市にお越しになる方々はどうぞ立ち寄ってみて下さいね。
もちろん大公孫樹周辺でもやきもの販売は行われていますよ。
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
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2017年04月27日
登り窯
おはようございます。
第114回有田陶器市まであと2日となりました。
この週末はお天気がよさそうなのでとりあえず安心ですね。
たくさんの方にご来場いただけますように…!
さて、今回ご紹介するポストカードですが、
こちらの写真を参考に作成しました。

深川製磁の登り窯での薪窯焚きの風景です。
この写真は毎年11月に開催されている秋の有田陶磁器まつりの
企画の一つである「秋の有田」写真コンテストの過去の受賞作品で、
「焱の響演 薪窯めぐり」と題して行われた、
有田の名窯による薪窯焚きの様子を撮影したものです。
(ポストカード作成の参考素材として有田観光協会より画像データをご提供いただきました)
現在は、ガス窯による焼成が主流となり、
薪窯での焼成はあまり行われなくなったのですが、
伝統的な技術を後世に繋ぐため、
いくつかの窯元では年に1~2回薪窯焚きが行われているんです。
そんな風景を切り取りたくて、このポストカードを作成しました。

本当は職人さんや見学者の方なんかも表現できたらよかったのですが、
難しすぎて断念…
煙突から勢いよく噴き出す炎と煙から
”焚いている”場面であることを感じ取っていただけたらと願うばかりです。
登り窯ではないですが、
こちらは今右衛門窯の薪窯焚きの様子です。
一昨年の秋、見学に行けたので撮影しました。

薪窯焚きは、ガス窯と違って炎の調節などに手間がかかるため、
職人さんの技術がより求められるそうです。
焼成は、やきものの仕上がりを左右する大事な工程ですしね。

年に1~2回でめったに見られないとあって、
来場者の皆様も夢中で撮影されていました。
好評のようですから、今年の秋の有田陶磁器まつりでも企画されるでしょうか…?
秋についてはまだ先のことなのでわかりませんが、
なんと、まもなく開催が迫る有田陶器市でも
柿右衛門窯では薪窯焚きが公開されるそうです!
私も柿右衛門窯の薪窯焚きはまだ見たことがないので
是非伺いたいのですが…公開されるのは5/2(火)のみ。
残念ながら仕事です。
5/2(火)に有田陶器市へお越しの予定の方は
是非足をお運びになってみて下さいね。
貴重な機会をどうぞお見逃しなく…!
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
第114回有田陶器市まであと2日となりました。
この週末はお天気がよさそうなのでとりあえず安心ですね。
たくさんの方にご来場いただけますように…!
さて、今回ご紹介するポストカードですが、
こちらの写真を参考に作成しました。
深川製磁の登り窯での薪窯焚きの風景です。
この写真は毎年11月に開催されている秋の有田陶磁器まつりの
企画の一つである「秋の有田」写真コンテストの過去の受賞作品で、
「焱の響演 薪窯めぐり」と題して行われた、
有田の名窯による薪窯焚きの様子を撮影したものです。
(ポストカード作成の参考素材として有田観光協会より画像データをご提供いただきました)
現在は、ガス窯による焼成が主流となり、
薪窯での焼成はあまり行われなくなったのですが、
伝統的な技術を後世に繋ぐため、
いくつかの窯元では年に1~2回薪窯焚きが行われているんです。
そんな風景を切り取りたくて、このポストカードを作成しました。
本当は職人さんや見学者の方なんかも表現できたらよかったのですが、
難しすぎて断念…
煙突から勢いよく噴き出す炎と煙から
”焚いている”場面であることを感じ取っていただけたらと願うばかりです。
登り窯ではないですが、
こちらは今右衛門窯の薪窯焚きの様子です。
一昨年の秋、見学に行けたので撮影しました。
薪窯焚きは、ガス窯と違って炎の調節などに手間がかかるため、
職人さんの技術がより求められるそうです。
焼成は、やきものの仕上がりを左右する大事な工程ですしね。
年に1~2回でめったに見られないとあって、
来場者の皆様も夢中で撮影されていました。
好評のようですから、今年の秋の有田陶磁器まつりでも企画されるでしょうか…?
秋についてはまだ先のことなのでわかりませんが、
なんと、まもなく開催が迫る有田陶器市でも
柿右衛門窯では薪窯焚きが公開されるそうです!
私も柿右衛門窯の薪窯焚きはまだ見たことがないので
是非伺いたいのですが…公開されるのは5/2(火)のみ。
残念ながら仕事です。
5/2(火)に有田陶器市へお越しの予定の方は
是非足をお運びになってみて下さいね。
貴重な機会をどうぞお見逃しなく…!
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消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
【藍土】
〒844-0005
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
2017年04月23日
磁器製からくり人形
今年の第114回有田陶器市までいよいよ1週間を切りました。
この土日はお天気がよくて絶好の行楽日和でしたね。
陶器市の期間も同じように晴れてくれることを願うばかりです。
さて、本日ご紹介するポストカードはこちら、
「磁器製からくり人形」です。

磁器製からくり人形は、
1996年に開催された「ジャパンエキスポ佐賀‘96 世界・炎の博覧会」の際、
有田焼職人の伝統の技に
当時の最先端技術のメカトロニクスを組み込んで作られたものです。
現在は伝統文化の交流プラザ「有田館」に設置されており、
有田町・伊万里市・武雄市に跨る黒髪山に纏わる大蛇退治の民話を
歌舞伎調に演じています。
ポストカードでは
黒髪山から人里に現れては暴れ回って人々を困らせていた大蛇と、
その大蛇をおびきよせるために自ら生贄となった万寿姫の一幕を
消しゴムはんこで描いてみました。

こちらのシーンですね。
以前、仕事で撮らせてもらったうちの1枚なのですが、
呆れるしかないほど反射していますね…
大蛇と万寿姫の写真はまともなものが1枚もありませんでした…笑。

自ら身を差し出したのにのっぺらぼうの写真しかないなんてあんまりなので、
万寿姫の表情がわかるカットも掲載しておきましょう。
ただ、これを載せてしまうと
着物の柄が難しすぎてかなり端折ったのがばれますね…笑。
それほど有田焼の職人さんたちの絵付けの技がすごいということです。
でも、すごいのは絵付けだけではありませんよ?
磁器は焼成すると縮みます。
丸い形の皿であれば中心に向かって全体が均一に縮みますが、
複雑な形をしている人形は縮む割合が異なり、
縮んだときに割れやすいため、
製作の際にはより高い技術が求められます。
というわけでこの磁器製からくり人形はとにかくすごいんです!
是非皆様も「有田館」へ足をお運びになって、
磁器製からくり人形の上演をご覧下さいね。
観覧料も高校生以上200円、中学生・小学生100円とお手頃ですよ。
ちなみに、黒髪山の大蛇退治の民話については、
有田町の陶磁器店・蒲仙堂のオンラインショップにて
詳しいストーリーが紹介されています。
気になる方は是非読んでみて下さい。
****************************************************************
消しゴムはんこ有田町ポストカードは下記の2店舗にて販売中です。
素敵な器もたくさんありますよ。
有田町にお越しの際は是非お立ち寄り下さいね。
【かねふる 古田商店】
〒844-0018
佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058
TEL:0955-42-3215
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佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-10
TEL:0955-42-3208
この土日はお天気がよくて絶好の行楽日和でしたね。
陶器市の期間も同じように晴れてくれることを願うばかりです。
さて、本日ご紹介するポストカードはこちら、
「磁器製からくり人形」です。
磁器製からくり人形は、
1996年に開催された「ジャパンエキスポ佐賀‘96 世界・炎の博覧会」の際、
有田焼職人の伝統の技に
当時の最先端技術のメカトロニクスを組み込んで作られたものです。
現在は伝統文化の交流プラザ「有田館」に設置されており、
有田町・伊万里市・武雄市に跨る黒髪山に纏わる大蛇退治の民話を
歌舞伎調に演じています。
ポストカードでは
黒髪山から人里に現れては暴れ回って人々を困らせていた大蛇と、
その大蛇をおびきよせるために自ら生贄となった万寿姫の一幕を
消しゴムはんこで描いてみました。
こちらのシーンですね。
以前、仕事で撮らせてもらったうちの1枚なのですが、
呆れるしかないほど反射していますね…
大蛇と万寿姫の写真はまともなものが1枚もありませんでした…笑。
自ら身を差し出したのにのっぺらぼうの写真しかないなんてあんまりなので、
万寿姫の表情がわかるカットも掲載しておきましょう。
ただ、これを載せてしまうと
着物の柄が難しすぎてかなり端折ったのがばれますね…笑。
それほど有田焼の職人さんたちの絵付けの技がすごいということです。
でも、すごいのは絵付けだけではありませんよ?
磁器は焼成すると縮みます。
丸い形の皿であれば中心に向かって全体が均一に縮みますが、
複雑な形をしている人形は縮む割合が異なり、
縮んだときに割れやすいため、
製作の際にはより高い技術が求められます。
というわけでこの磁器製からくり人形はとにかくすごいんです!
是非皆様も「有田館」へ足をお運びになって、
磁器製からくり人形の上演をご覧下さいね。
観覧料も高校生以上200円、中学生・小学生100円とお手頃ですよ。
ちなみに、黒髪山の大蛇退治の民話については、
有田町の陶磁器店・蒲仙堂のオンラインショップにて
詳しいストーリーが紹介されています。
気になる方は是非読んでみて下さい。
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